2013年4月30日火曜日

ベーコン展を観ました


ベーコン展を見てきました。ベーコンのものをまとめてみるのは、
五年前にTate Britain で中規模回顧展を見て以来です。
Tateの例えば
http://www.tate.org.uk/art/images/work/N/N06/N06171_10.jpg
に比べると、まだまだ人体の形がまともなのが多くて、おとなしい感じ。

そんな怖い印象は与えませんでした。これなら新入生を連れてきてもよかったかなぁ。解説も丁寧で(ガラスの反射が強いことへの言い訳が多かったけれど)、観やすくなっています。解釈を絞らせてしまい、それだけ作品との出会いのショックは失われます。難しいところです。

ベーコンのもっとぐちゃぐちゃしたものが多ければ、解説の過剰も納得なのですが…。
あと、ベーコンの恋人の名前も、彼が自殺したことも挙げているのですが、ベーコンがゲイであることはパネルでは書かれていませんでした。(まあわかるのですけれど、誤解していた人もいた)。

この展覧会で面白かったのは、ベーコンに触発された土方とフォーサイスのフィルムを映していたこと。やろうとしているところは結構同じだったり(統一性を失った四肢)すると思うのですが、お洒落さがずいぶん違う。

若い頃のフォーサイス観るの初めてかも知れないのでうれしかったです。
ただ部屋の奥側に行くと、上からとった映像と前から取った映像で左右逆転になってしまうので注意です。

1 件のコメント:

  1. Ditto!というフェイスブック用アプリを使って貼り付けました。facebookの個人ページってメンバーでないと読めないのを知らなかった。
    いろいろあとで整形しないと貼り付け結果はあまりよくないですね。フォントとか…。写真が多いページ以外はそのまま本文コピー貼り付けが良いか。簡単だし。

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