2013年4月3日水曜日

iPhone, iPadの内蔵辞書とPDFおよびePub Reader

iPadでPDFやEpubの文献を読むことが多くなった。大抵のソフトは単語長押しでツールバーが現れDictionaryが参照できる。ソフトによって参照される辞書が違うなぁと思っていたら、それはほとんどの場合キーボード依存であると判明。日本語キーボードにしていると、カタカナ語があるような英単語(bodyとか)はカタカナ語辞典(のようなもの)が出てくるのだけれど、それ以外の英単語はちゃんと英和辞典が出てくる。英語キーボードにしていると英々辞典だ。
ドイツ語キーボードにするとやはり独々辞典が現れた。この辞典はでも語尾変化がすこしでもあると候補を示してくれない。英和辞典や英々辞典とはだいぶレベルが違う。キーボードの切り替えは言語が増えてもあまり手間は変わらない(地球儀マークの長押し)だから、キーボード増やそうかな。
でも知らない仏単語の定義をフランス語でしめされてもなぁ…
役に立つような立たないような…
フランス語キーボードを追加して、日本語キーボードをオンにしてフランス語を読むと、英語と同じスペルの単語は英和が、英語にないスペルの単語は仏仏が表示される。仏和は出てこない。

PDFの場合、読むためのソフトで大御所はGoodReaderだけれど、ハイライトのつけやすさとページをまたぐスクロールが可能だ、という二点から、私の常用はiAnnotate PDF。iPadで読んでハイライトしてMacでハイライト箇所をメモる(訳す)。

Epubは楽天Kobo、Kindle、iBooksあたりからDRMのついているものを買うことになるが、iBooksの場合、アメリカのアカウントで買ったものについてはキーボードとは無関係に英々辞典が出るらしい。iBooksのDRMは外せないみたいなので洋書EpubはすべてiBooksで読む、ただしiBooksではできる限り買わない、ってのが消費者としては正しいのかなぁ。
KindleとKoboはDRMを外すソフトがあり、自分で買ったものに関してはそれは違法ではない#1。特定のストアと紐付けされていないソフトではBluefire Readerが大御所だが、内蔵辞書に対応していない。あと、DropBoxを通じての同期が可能なEpub Readerがない。ダウンロードはiPad用のDropBoxアプリを使うことで可能だが、アップロードが出来ない。iTunesを経由することになって、Macとつながねばならないように思える。私はそれともePubというものについて壮大な誤解をしているのかも知れない。欲しいiPad用のePubアプリの条件はつぎのようなものだ。
(1) しおり、ハイライト、ノートがマックの汎用ePubソフトでも読んだり編集したり出来る(Mac上ではAdobe Digital Editionを使う)。
(2) DropBox経由でMacと同期できる。
(3) 内蔵辞書、単語のコピーに対応 (Kindleはコピーが出来ない)。内蔵辞書にない単語はEP WINGの辞書で調べるから、単語のコピーを許さないアプリは不可。

この単純な三条件を満たしてくれるePubアプリはないのかしら。

#1 現在のところ、DRM解除が違法なのは音と映像の著作物のようだ。

追記1: iBooksでDRMフリーのePubの本を読んでいて内蔵辞書を参照したとき、キー配列とは無関係に英々辞典がでる時と英和辞典がでる時があるのに気づいた。書類の言語設定を読んでいるのかも知れない。いまいちわからない。

追記2: Siriもキーボードに対応して認識言語が変わる。発音練習に使えるかもしれない。自分の英語があまりに認識されないのに絶望した。

続きを書いた。

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