2013年6月22日土曜日

ヴェネチア・ビエンナーレ2013(山口大学の藤川哲さんのブログ)

この夏、バルセロナでのIFTR(国際演劇学会)での発表の後ローマでex Pink FloydのRoger Watersを見て(懐かしのThe WALLだ。映画が日本で最初に公開されたとき、大阪から東京に見に行って(なぜだろう、大阪でやっていなかったのか、東京で美学会の全国大会のついでだったのか)、一日中、三回見た。去年も吉祥寺で爆音上映を見た)、それからヴェネチアへ行こうと思っている。その感想をまたちまちまブログで書こうかと思っていたのだけれど、山口大の藤川先生のブログで、とても強度のある、同時に詳細な紹介がアップされていたので、これを見れば、そして何らかの形で画像が手に入れば、わざわざ行くことなくね?という感じの調査および分析を見た。すごいので紹介。

山口大学美学・美術史研究室:So-netブログ (2013年五月末頃から)

まあ、もう飛行機のチケットも買ったし大学にも届け出したので行くけれど、このブログで書けることはないなぁ。(ちょー個人的な感想は書くと思うけれど)。ウォーターズ👴はやっぱり見たいし。

藤川先生はこれまで二度、わたしがヴェネチアへ行くとき、いろいろと手助けをいただいたし、去年カッセルへ行ったときにも本当にお世話になった(現地で会った、という意味ではない)。あのブログには、カッセルのことも、二年前のヴェネチアのことも徹底的に分析・報告されていて、まあ、すごい。

The WALLは、子供の頃父親が戦死していじめにもあったピンク・フロイト少年が長じてロッカーになり、不幸な結婚の結果おかしくなって極右のミュージシャンに変身するって話だけれど、極右になったピンクのヘイト・スピーチが、極右になったエリック・クラプトンのヘイト・スピーチ(これは実話)を元にしているのが丸わかりで、それはとても面白かったけれど、当時そのこと誰も教えてくれなかったなぁ。クラプトンのファンだったことがなくて良かった。

映像的には、ゲルドフが演じていたピンクよりも、ウォーターズのベルリン・ウォールコンサートでのそれが格好良かった気がする。よくまあベルリンであのコンサートやれたものだ。

楽しみ……

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